そばかすとは何かとその原因
何かと気になるそばかす。そもそもそばかすと何なのでしょうか。
そばかすは医学的には雀卵斑と呼ばれていて、肌にできた茶色の1~4mmほどの斑点の事です。多くの場合は鼻や頬に出来ますが、顔以外にも紫外線を浴びやすい場所に出来るのが特徴です。そばかすは幼少期から現れ、思春期にかけて濃くなっていきますが、それ以降は加齢に伴い徐々に薄くなっていきます。
そばかすは紫外線によるメラニン色素の沈着が原因ですが、主たる原因は遺伝です。紫外線を浴び続けることによって症状が悪化する場合もあります。この他にも女性ホルモンの変化やストレスや睡眠不足がそばかすを悪化させる原因です。
そばかすの治療方法とは
それではそばかすの治療方法は何があるのでしょうか。一般的にはレーザーもしくは薬での治療になります。
レーザーの場合、メラニン色素に反応するレーザーを照射することでメラニン細胞を破壊します。レーザー照射を繰り返していき、徐々にそばかすを薄くしていくのが一般的です。メラニンを作る元の細胞であるメラノサイト自体や、肌の他の細胞を壊すことはありません。
薬の場合、内服薬と外用薬の2種類があります。内服薬はアスコルビン酸(ビタミンC)とトラネキサム酸(トランサミン)の2種類が主として使われます。外用薬はハイドロキノンとトレチノインの2種類になります。
治療期間は3か月以上要します。それは肌のターンオーバーに頼っているからです。よってそばかすが徐々に薄くなっていく変化を楽しみつつ気長に治療することが大事です。
そばかすとは主な原因は遺伝によってできるものですが、紫外線を浴び続けると症状が悪化してしまうこともあると言われています。またストレスのある生活を送ることも症状を悪化させる原因であると考えられます。